日本の企業を支える、唯一無二の技術です

そもそも簿記ってなに?

言葉はよく耳にするけど、実はあまりよく知られていない簿記の知識。
基本中の基本である「簿記ってなに?」というところから、解説してみたいと思います。

簿記の定義をちょっと難しく書くと、
「特定の経済主体の経済活動を主として貨幣の金額によって捉え、その主体が所有・管理する財産の変動を帳簿に記録計算する技法」
ということになります。
これを、分かりやすくラーメン屋さんに例えて解説してみます。
「とあるラーメン屋さんが、材料を仕入れてラーメンを作りお客さんに売った結果を細かくお金で計算して、そのラーメン屋さんがどのような経済状態にあるのか(儲かっているのか?いないのか?)を帳簿に記録&計算する行為」
それが簿記なのです。
これは、単純にその日の売り上げを計算するだけではなく、ラーメン屋さんの家賃の出費やアルバイトの人件費など、さまざまなお金の動きを(大きなものも小さなものも)すべて洗い出して、一目で分かるようにまとめる技術が簿記というわけです。

これはラーメン屋さんなどの小規模の商店だけではなく、大きな企業でも同じ作業が行われています。月末や年度末など締め日が近づくと、たくさんの数の伝票が処理され、すべてのお金の流れが把握されます。たとえ交通費や経費の伝票が一枚欠けただけでも、企業の経営状態を正確に把握したことにならないのです。
こうすることで、企業のトップは今後の経営の判断材料を得ることができますし、銀行や取引先企業がこの会社の健全性を判断する資料とするのです。

簿記の知識(技術)は、企業の経営状態を正確に把握するための唯一無二の技術です。ひとつひとつの作業は地味に感じるかもしれませんが、この技術こそ、日本の経済を根底で支えているといっても過言ではないのです。

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